私はメール(ここでいうメールとは、Eメール、LINE、メッセンジャー等連絡ツールの総称)が苦手だ。
喋るのは好きなのに、それを文字にした途端、指が止まってしまう。
なので基本的に私からメールをする事はない。
気軽に連絡を取る間柄の相手がいないというのが主な要因だけれど。。。
送られてきたメールは業務連絡ならサッと読むし、返事が必要であれば期限内の返答に努めているが、プライベートの写真や一言日記となるとリアクションに数日かかってしまう。
「既読無視」を申し訳なく思うあまり、結果「未読無視」する事もしばしば。
その原因の一つはおそらく、「温度差」だと思われる。
楽しい事があった時に、私の事を思い出してくれてしかも共有しようとしてくれるのはとても嬉しいしありがたいのだけれど、送られてくるこちらとしては青天の霹靂。
そしてそういうメールは大体「写真のみ」もしくは「○○へ行った」等の一言のみだったりする。
「とても楽しそうですね」だとか、写真を見て感じた事を返信すればいいのだろうけど、突然の事だとそれに脳みそを稼働させる気力がなかったりする。
弁明すると、一応、返信しようと頑張ってみてはいる。
ただ言葉が浮かばなくて、30分、1時間、2時間…と考えこんでしまい他の事に一切手を付けられず一日が終わってしまうのだ。
日常生活に影響を及ぼしているのでさらに億劫に感じてしまい、メール嫌いに拍車がかかっている。
この文章を打っている今も、知り合いの外人からのメールの返信に数日頭を抱えている最中だ。
(その憂さ晴らしにこの文章を打っている、とも言える。)
その人は数年前に知り合ったアメリカ人で、先月久しぶりに再会したのだけれどこの先もう会うことがあるか分からない相手。
だけれど、数ヵ月日本に滞在する予定だそうでたまに近況を送ってくれている。
相手は日本語を話せず、私もまた英語が不得意。
でも英語に興味はあるので勉強を兼ねて返信しようとするのだけど、、、
意図せず既読無視をしてしまってからもメールが来て、最後の一文が「How are you?」。
思わず「I'm fine thank you, and you?」と送りそうになった。
(以前、「これが日本人が学ぶ英語だよ~」と"how are you?"のくだりを教えた事があるのでそのフリだったのだろうか…謎…)
ここまで書いて思ったのだけれど、もう会う事もないであろう人とのメールのやり取りを億劫がる私ってめっちゃ薄情だね。
だから独り身だし友達も少ないんだな、と納得した。
会う事が叶わなくったって、友達じゃんよ!
話が若干脱線したけれど、そんなこんなでとにかくメールに拒絶反応を起こしている私。
おそらく文章力の無さが原因だろうから、たまにこうやって文章を書いて頭の中をアウトプットして気持ちの言語化をはかろうと思う。