2024年8月31日
おたるストリートピアノJAM
@小樽芸術村・西洋美術館（北海道小樽市）
真夏の午後、小樽市内4つの会場で開催されるストリートピアノイベント。
ストリートピアノですが、ピアノを演奏する人がいれば他の楽器で合奏もOK、しかも参加者全員に参加賞をくださるなんとも太っ腹なこのイベントに、昨年に引き続きテルミンユニット・バブーシュカのメンバーでもあるゼンさんと「マミー&ZEN」というコンビで参加してきました。
今回の演奏会場はこちら。
①小樽芸術村・旧三井銀行小樽支店
②小樽芸術村・西洋美術館（旧浪華倉庫）
③小樽国際インフォメーションセンター（観光案内所）
④サンモール一番街（アーケード商店街）
参加申込時に、希望する会場として④サンモール一番街を選びました。
理由は、駅から近いのと、アーケードなので音の響きも良さそうなので。
本当は、去年演奏した①旧三井銀行小樽支店が希望だったのですが、何故か今回は「旧三井銀行小樽支店会場のみ三脚の使用不可」と書かれていまして。
私が使用しているのはマイクスタンドですが土台が三脚になっているので、きっとNGだろうなと自己判断して諦めたのでした。
もしかして、私の演奏がひどすぎて出禁になったのでは？！と勝手な妄想。
真実やいかに。
そして選考の結果、②西洋美術館会場に配置されました。
こちらはピアノの設置場所は外。
目の前は小樽運河（の端っこ）。
公式には雨天時のプログラムも掲載されていたけれど、ほんとに可能なの…？と不安でした。
実際、お天気が不安定で、当日の昼前には土砂降りになりどうなることかと思いましたが、直前で晴れ、無事イベントは遂行されました。
本番前に、ストリートピアノ参加者を対象とした「ウォーミングアップピアノ」＠旧手宮線で練習を…と思ったら順番待ちをしていたので、予約をして、時間まで近くにある「日銀金融資料館」を観光。
こちらはかつて日本銀行の小樽支店だった建物を活かした資料館で、お金や北海道の経済について学べて、1億円を持ち上げる体験も出来て、なんと入場無料！
久々に入りましたが楽しかったです。
そしてウォーミングアップピアノで練習。
私達の様子を見ていた若いお母さんが、「これ、なんて楽器でしたっけ？」と声をかけてくださいました。
ドラえもんの映画?で、葉加瀬太郎がテルミンを紹介していたそうな。
それでお子さんがテルミンに興味を持っていたとのことで、「それならば是非弾いてみませんか？」と場所を移動して2、3歳位の男の子の身長に合わせてスタンドをめいっぱい下げ、遊んでもらいました。
ですが、恥ずかしがってかお母さんの後ろに隠れてしまう男の子。
もうひとり、女の子がいてその子はちょろっと弾いてくれました。
私もキラキラ星を歌いながら弾いて誘ってみましたが、、、。
だけど心の何処かで今日のことを覚えてくれてたら嬉しいなー。
というか、スタンドを低くしして身長50センチくらいになったテルミンが小さくて可愛かった～。
会場の西洋美術館に到着。
受付を済ませ順番待ちをしながら玄関の端っこでセッティングをしていたら、通りすがりの親子のお父さんが、「あれはテルミンっていう楽器だよ」とお子に説明をしているのが聞こえました。
私が持っているテルミンは、通称イクルテルミンと呼ばれる、長野の家具屋さんが作ったオリジナルのボディなんです。
主流のEtherwave（黒くして四角い型）の箱を取り替えただけなので全体的な形はEtherwaveと似てはいますが、パッと見てテルミンとわかるものなんだ！と驚いて振り返ってしまいました。
いよいよ私達の番。
ちょっと時間が余ってるということで、テルミンについて教えて下さい、と司会の方にマイクを渡されました。
ゼンさんから「演奏前にテルミンについて説明すると良いですよ」と言われていたのですが、そんなタイミングなんてあるかなあ、黙って弾いて終わったら捌けるんでないかなあ、と思っていたのでこれはなんというチャンス！
しかし、おしゃべり好きだけど話下手で緊張しいの私。
テルミンの説明は必要最低限だけして、それ以上の尺で前日から公開が始まった映画「きみの色」を勝手にPR（自分はまだその映画を見てないのに）。
セットリスト
1．映画「ひまわり」のテーマ曲
2．真っ赤な太陽
夏をテーマに、相対する2曲をメドレーで演奏しました。
今回の演奏のためにゼンさんがテルミンパートの楽譜を作ってくださったんですよ！
嬉しい！凄い！
ゼンさんからは「テルミンぽく」とか「伴奏中はテキトーに弾いて」とレベチな要望を出されたのですが、すみませんやっぱりだめでした。
ちょっとたどたどしい演奏になってしまったけどでも楽しく弾けました。
↑SNSで誰かがアップしていた写真。
演奏が終わって左に捌けていく私の後ろ姿。（なぜ演奏中の写真じゃないんだ😂）
シャツをよく見てください！
コーネリアスの「POINT」Tシャツなのです。
たくさん人の集まる場所だし、誰か一人くらい気づいてくれないかなーと思ってきて言ったんだけど、背中にデザインがあるシャツだったので思いもむなしく…
でも、たまたま、良い意味でのデジタルタトゥーを刻めたので良し！
小樽芸術・西洋美術館外観。
手前は小樽運河。
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